弊社がサポートを行った研究が、学術誌に掲載されました。
https://www.nature.com/articles/s42003-024-07308-w
本研究では、心房細動（AF）患者の左心房（LA）組織を対象に、シングルセル解析（scRNA-seq解析）を行い、免疫細胞（特に単球・マクロファージ）の多様性と非免疫細胞との相互作用が明らかにされました。解析環境上では細胞遷移方向を推定するRNA velocity解析、発現変動遺伝子から、関連する生物学的機能を予測するGO解析や、シグナル経路に関わる遺伝子発現からの細胞間相互作用を予測するCell-cell communication解析、サンプル間の遺伝的差異から混合した単一細胞データを由来元ごとに識別・割り当てするSNP-based multiplexing解析などが実行されました。
論文情報
タイトル
“Left atrial single-cell transcriptomics reveals amphiregulin as a surrogate marker for atrial fibrillation”
DOI
10.1038/s42003-024-07308-w
掲載誌
Communications Biology